BB&B八木ひとみの管理会計アドバンス 製造間接費 製造間接費原価差異分析5

ナレーション原稿

コストデータ、固定費41万円
固定比率205円パーアワー、変動比率200円パーアワー
時間データ、標準操業度2,000時間、実測操業度1,900時間の関係をグラフで表現してみましょう。
縦軸に原価、横軸に操業度をとります。
固定費を分解しない場合の総費用線がこれです。
固定費41万円からスタートして、操業時間1時間あたり200円ずつ増加します。
固定費を分解して考える正常配布率では
スタートは原価ゼロで
1時間ごとに変動費205円と固定費200円が加算されて行きます。
この合計が正常賦課額ということになります。
さて、標準通り操業され、操業時間が2,000時間とすると
予定通り変動費40万円、固定費41万円になります。
さて、今回は操業度が1900時間でした。
正常配賦額はこの部分で、
正常配賦額=405×1900=769,500円です。
標準配賦において操業度が狂った場合
論理必然的に操業度の際による誤差が発生します。
この赤の部分です。
これは操業度差異と呼ばれています
固定費、100時間分なので、205円パーアワー、かける100時間で、20,500円です
さて今回は実際発生額が814,500円でした。
そこで、予算の狂いによる誤差がこの部分になります。
実際発生額から標準配賦額と操業度差異を引いた値で、24,500円になります。
予算差異と呼ばれます。

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